思いやりの三原則について


人とひとの関係性の中で生きることで私たちは人の間で生きる人間として成長します。


「手伝う」と相手も手伝ってくれます。

「励ます」と相手からも励まされ、
自分の力を発揮することが出来ます。

「ありがとう」と感謝されると、
自分の行為が正しいことだと自覚することが出来ます。
思いやりの三原則は、
相手のためなのに、自分が救われる三原則なのです。

「思いやる気持ち」を大切にするとともに、「子どもたち一人ひとりが生まれ持った能力」を引き出してあげるために、当園では「ヨコミネ式教育法」を取り入れております。
「思いやりの三原則」は、子育て支援コンサルタントであり駒沢大学非常勤講師の塩川正人先生によって保育理論として確立されました。
思いやりとは、「相手の身になる」「助ける」「やさしさ」「親切」「寄り添い」など人によって感じ方は様々です。
子どもに対して「思いやり」を気づかせるにはどうしたらよいのでしょう?
そして、人間として生きていく為に、なぜ「思いやり」が必要なのでしょうか?
お金持ちになって成功することや安定を求め、大企業に就職するための受験戦争を勝ち抜くため高額な塾に通うことで幸せな人生を送ることが出来ると考えられていた時代がありました。他人よりも自己の能力を高めることで幸せに近づくことが出来ると考えられた時代です。
本来、生まれ持った能力を引き出せる環境を用意してあげることは、私たち大人の義務だと思います。それと同じくらい大切なこと、それは人と人の関係性の中で認め合い生きることが出来る人間になることではないでしょうか。
「思いやり三原則」は、人間として生きる力を与えてくれます。